こんにちは😊🍀
佐賀の放課後等デイサービスさくらんぼ🍒です。
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今日は、さくらんぼの日常や開所してからの変わった所などについてのお話しさせて頂きます🤲
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ちょっと長いですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。📝🙇♂️
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さくらんぼが開所し、8カ月が経ちました。🍒
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現在は、沢山のお子さんが放課後を楽しみに毎日来所してくれていて、一人ひとりが落ち着いて教室で活動されています。
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開所した当初は、スタッフが常に付きっきりだったお子さんや、教室内で走り回っちゃうようなお子さんも、今は見違えるように落ち着いて個々の活動に取り組まれるようになって参りました。
こちらは細かい塗り絵に挑戦中…
こちらは知育プリントに挑戦中…
そして、私達、さくらんぼスタッフも毎日子ども達と接していく中で、子ども達と同じく試行錯誤を繰り返しながらではありますが、支援成果が目に見えてきていてご家族さまにも成長をお伝えする事が出来ています。
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今回のブログでは、現在、教室内での取り組みについて一つご紹介させていただきます。
毎日使う【スケジュール表】のお話しです。🗓
多分どこのデイサービスさんも個別の活動スケジュール表を作って壁などに掲載されてらっしゃると思います。以前はさくらんぼも他事業所様と同じように、来所する子ども一人ひとりの1日の流れや活動内容が視覚的にわかりやすいようにマジックテープでのスケジュール表を掲載し、順番に沿って子ども達に指導させていただいておりました。
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確かに、目で見て分かりやすく、次何したら良いか分かりやすいですよね。
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しかーし❗️❗️❗️
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毎日毎日、同じ内容。。。
同じような活動の流れ。。。。
スタッフの確認する目。。。。。
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物事を繰り返すことで、それが習慣とはなりますが、日々、私たちは子どもの“変化”と“成長”に目を向けているので、当たり前に出来ちゃってるお子さんには、何度も何度も同じ活動内容を押し付けるようなことは出来るだけしないようにしています。
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大人「宿題はやくしないといけないよー。」
子供 「今やろうと思っていたのに….」
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大人「次の作業はこれだよー。」
子供「またコレかぁ…あの子がやっている作業を僕もやってみたいなぁ..」
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皆さんもご経験あると思いますが、他人が決めたことや指示されたものをやるのって面白いですか?
誰かがちょっとお助けしてくれて自分でも考える力が子どもにあるなら、自分で決めた事に挑戦してやってみてもいいと思います。
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そ、こ、で☝️👀❗️
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さくらんぼでは新たなさくらんぼ独自の個別スケジュール表を作りました。🗓🍒
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その名も【✨真っ白なスケジュール表✨】見てわかるように、スケジュールが真っ白です。
このスケジュール表の使い方をご紹介します。
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まず、さくらんぼに来たら、基本的な挨拶や出席の確認、手洗い、健康管理のバイタルチェックを済まし、マグネット式の自分の名前札をスケジュール表に貼って今日なにをするかを自分自身で決めていきます。
ここで大事なのが、『今日なにをやるか』
たださくらんぼに来るんじゃなくて、ここに来て何をやり来たのか、今日何をやりとげてみたいのかという目標を1つ2つ決め、自身の成功と自信を積んでいきます。
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というと、
『ハードルが高くない?逆に子ども達のストレスになっちゃうよー💦』
と難しく思われれかもしれませんが、
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⚫︎宿題を最後までやってみる。
⚫︎昨日できなかった塗り絵を完成させてみる。
⚫︎お庭の花に水をあげてみる。
⚫︎スタッフと一緒にお掃除を頑張ってみる。
⚫︎苦手なお片付けを最後まで頑張ってみる。
⚫︎お友達とルールを守ってオセロをやる。
⚫︎大きな声を出さないように気をつけてみる。
⚫︎さくらんぼの知育プリントに挑戦してみる。
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目標はなーんでもいいんです。✨
良い意味で、さくらんぼは【自由】なんです。
私たちスタッフは1日の活動のうち、子ども達が掲げた小さな目標を達成し、成功体験をたくさん積んで、自信までに持っていけるように手助け、見守りを行います。
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この真っ白のスケジュール表の効果は絶大で、自分ひとりでも物事を考える力や一定期間の計画を自分の頭の中で組み立て生活するように意識してくれるようになりました。
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また自主的に良所を伸ばし、短所を目立たなくするような相乗効果も生まれてきましたよ。😊🍒
今まで出来なかった新しいことに自分から挑戦するって子どもにとっては凄く大きな一歩なんです。
もちろん、子どもの特性によって個人差や指導方法は異なりますが、その為に私たちスタッフがいるので困った事やSOSを出されているような子どもを発見したらすぐに駆けつけ、お助け出来るように取り組んでいます。
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また子ども達は学校でたくさん勉強をし、集団生活の中で、たくさんのストレスを抱えながら十分に頑張っています。
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放課後等デイサービスは療育も必要ですが、学校とは違う、良い意味で『気を落ち着かせられる居心地の良い自由な空間』としても、一人ひとりが有意義に活動ができる居場所になって頂きたいと思っています。